ストキャスティクスで相場の過熱感を知る!

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

ストキャスティクスとは?

ストキャスティクス(Stochastics)とは、1950年代にアメリカのジョージ・レーン(George Lane)氏によって考案されたオシレーター系のテクニカル指標です。

部分から全体を推測する学問である「推測統計学」を意味しており、それがそのままネーミングされているんですね。

相場における買われ過ぎや売られ過ぎの判断に役立てることが出来るストキャスティクスは、RSIとともにオシレーター系の代表的な指標になっています。

ストキャスティクスで用いられる3つの指標「%K」「%D」「%SD(Slow%D)」

ストキャスティクスは「%K」「%D」「%SD(Slow%D)」という3つの指標で構成されています。

これらは過去の高値や安値に対し当日の終値がどういった位置にあるのかを数値化したもので、それぞれ下記の式で表されるんですね。

「%K」は、直近x日間における最高値と最安値の値幅を100とした場合に、当日の終値がその何%の所に位置しているかを表しています。

そして「%D」は直近y日間分の「%K」の移動平均、[%SD」は直近z日分の「%D」の移動平均を表しているんですね。

ファースト・ストキャスティクスとスロー・ストキャスティクス

ストキャスティクスの3つの指標である%K、%D、%SDが算出されました。

算出された%Kの移動平均が%D、%Dの移動平均が%SDであり、チャートの値動きに対する敏感さは%K>%D>%SDとなります。

こうして求められたストキャスティクスの各指標ですが、これら3つを全てチャート上に表示して使われることはほとんどありません。

%Kと%Dのペアか、%Dと%SDのペアのいずれかが使われるのが一般的です(%Kだけ単独で使われることもあります)。

%Kと%Dのペアはファースト・ストキャスティクス(Fast Stochastics)、%Dと%SDのペアはスロー・ストキャスティクス(Slow Stochastics)と呼ばれています。

どちらを使うかは好みの問題ですが、%Kは動きが速すぎたりダマシが多いことからスロー・ストキャスティクスを使われる方が多いようです。

ストキャスティクスの使い方

上図は、スロー・ストキャスティクスを使った場合の買いサインと売りサインを表しています。

売買サインは下記の通りです。

売られすぎゾーンで%Dが%SDを上抜いたゴールデンクロスポイントが買いサイン

買われすぎゾーンで%Dが%SDを下抜いたデッドクロスポイントが売りサイン

また、ストキャスティクスはトレンド相場よりはレンジ相場で明確な売買サインが出やすいという点も覚えておきましょう。

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする