スプレッドとは?

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スプレッドとは?

スプレッド(spread)とは「広がり、幅、広さ」をあらわす英単語で、FXの世界では買値と売値の差を意味します。

「現在の外国為替市場のドル円相場は1ドル107円30銭から33銭の間で取引されています」

ニュースでよく耳にする為替レートに関する報道ですが、これは1ドルを売却する時(ドル→円)の値段が107円30銭で、1ドルを購入する時(円→ドル)の値段が107円33銭という意味なんですね。

上記はヒロセ通商が提供しているある日のドル円レートです。

これを見ると売値は1ドル=107円27.6銭、買値は1ドル=107円27.9銭で、売値と買値の差、つまりスプレッドは0.3銭ということになります。

このスプレッドは取引するFX会社によって異なっており、このスプレッドが小さいほど私達利用者は利益を出しやすくなるんですね。

では何故そもそも「売値」と「買値」という2つの値が存在するのでしょうか?1つの値のみで売買できないのでしょうか?

顧客の利益を支払うのは他ならぬFX業者!

スプレッドはFXを利用する利用者側からしてみれば手数料と同じ取引コスト以外の何物でもなく狭ければ狭いほど良いものです。

しかしFX業者側からしてみれば必ず必要なものでゼロには出来ない理由があるんですね。

FX業者は顧客から注文があった場合、反対方向へ売買リスクが発生します。

顧客は儲けようという思いでFX業者に対し、「買い」の新規発注、あるいは「売り」の新規発注を行います。

「買い」を新規発注した場合ある程度値上がりした所で「売り」の約定発注、「売り」を新規発注した場合ある程度値下がりした所で「買い」の約定発注を行いますよね。

そして新規発注と約定発注の価格差を顧客は利益として受け取ることになるのですが、この利益は当然FX業者が顧客に支払うことになります。

FX業者からしてみれば顧客への支払いリスクが発生するのは値段が順方向に動いた時のみ、つまり「買い」なら値上がり、「売り」なら値下がり、のみなのでこの時に備えてリスクヘッジをしておく必要があるわけです。

逆に言えば、逆方向に動いた時は顧客がが損をすることになり、FX業者としては懐を全く痛めなくて済むんですね。

そしてこの値段が順方向に動いた時に備えて行うFX業者のリスクヘッジが必然的にスプレッド発生につながってくるのです。

スプレッド発生の仕組み

FX業者は顧客に利益を支払うというリスクヘッジをしなければなりません。

顧客に利益を支払うシーンというのは、「買い」ならば値上がり、「売り」ならば値下がり、といったように順方向に動いた時で、このリスクに備える必要があるんですね。

例えば、顧客が新規に買いポジションを構築後、値上がりしたとしましょう。

この時、FX業者は値上がりに対し顧客への支払いが発生するのですが、これは顧客の買いポジション構築と同時に、FX業者が売りポジションを構築したイメージになるかと思います。

FX業者はこの値上がりしてドンドン損が膨らんでいる仮想売りポジションの損を解消するために、顧客の買いポジション構築と同時にカバー先金融機関で買いポジションを構築するんですね。

いわゆるカバー取引と呼ばれるものです。

このカバー取引が顧客の注文と全く同値で取引できれば良いのですが、時に急激に動く為替レートの変動リスクをゼロにすることはできないんですね。

このため、FX会社はカバー取引にこの変動リスク分をあらかじめ上乗せしておく必要があり、それがスプレッド発生につながってくるんですね。

つまり、仲値と呼ばれる売値と買値の中心値に対し、スプレッドの半分を加えたものが「買値」、スプレッドの半分を引いたものが「売値」となるのです。

FX業者によってスプレッドはまちまち

FX業者の都合で生まれたスプレッド。

リスクヘッジのために必ず必要な仕組みのスプレッドですが、FX業者の利益の源にになっていることも厳然たる事実です。

いまどこのFX業者も手数料は無料ですので、収益源といえばスプレッドしかないのが実情なんですね。

このスプレッドはFX業者によってまちまち。

顧客からしてみればスプレッドは狭いに越したことはありませんから、当然狭いスプレッドのFX業者に口座開設をすることになります。

FX業者も当然わかっていますから努力に努力を重ねて熾烈な狭スプレッド競争を繰り広げているわけですね。

自社の利益を拡大するためには他社より狭スプレッドにして顧客数を増やしていく必要がある。

弱肉強食のFX業界で生き残っていくには熾烈な狭スプレッド競争に勝ち残っていく必要があるのです。

スプレッドでFX業者を選ぶなら

このようにスプレッドはFX業者の都合で生まれたもので、私達ユーザーからしてみればスプレッドは狭いに越したことはありません。

最近は例えば米ドルは0.3銭という低スプレッドの業者が増えてきました。

一度の取引ではほんの僅かなスプレッドですが、取引回数が増えれば増えるほどジワジワとボディーブローのように効いてくるのがスプレッドです。

米ドル1万通貨を0.3銭のスプレッドのFX業者と0.4銭のスプレッドのFX業者で取引した場合、1回の取引では10円しか違いませんが、100回の取引で1,000円、1,000回の取引で10,000円もの違いになってくるんですね。

FX業者を選ぶ際はまずスプレッドに注目して選ぶようにしてみてはいかがでしょうか?

⇒スプレッドの狭さに着目してFX業者を選んでみよう!

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