未来の変化がひとめ(一目)で判断できるメイドインジャパンの一目均衡表を使い倒そう!

一目均衡表とは?

一目均衡表とは、昭和11年(1936年)に細田悟一さんによって考案されたテクニカル指標です。

細田悟一さんのペンネームである一目山人(いちもくさんじん)にちなんで名付けられたんですね。

4種類の要素で構成されている一目均衡表は、一見すると線が入り乱れて見にくく感じ敬遠されている方も少なくないと思います。

しかし、慣れればひとめ(一目)でトレンド状況を把握でき、多面的な分析や予測が可能になるので、しっかりと身に付けておきたいテクニカル指標の一つです。

一目均衡表の構成要素

一目均衡表は下記の4つの要素で構成されています。

1.基準線

2.転換線

3.遅行線(遅行スパン)

4.雲(先行スパン1と先行スパン2に囲まれた領域)

ここではこれら4要素についてご紹介します。

基準線

過去26日間の最高値と最安値の中間値のラインを表します。

転換線についでチャートに近いラインを表す基準線は相場の方向性を表しているんですね。

基準線が横ばいの時は方向感のないレンジ相場で、上昇時は強気相場、下降時は弱気相場と言えるでしょう。

転換線

過去9日間の最高値と最安値の中間値のラインを表します。

転換線はチャートに最も近いラインです。

基準線の下にあった転換線が基準線の上に抜ける時はゴールデンクロス、あるいは好転と呼ばれ強気相場へ変わったと見なされます。

一方、基準線の上にあった転換線が基準線の下に抜ける時はデッドクロス、あるいは逆転と呼ばれ弱気相場へ変わったと見なされます。

遅行線(遅行スパン)

実際のチャートの終値を26日過去にずらしたラインを表します。

このため当然ですが26日前の価格が今より高いか安いかを一目で判断することが出来るんですね。

この遅行線ですが、現在の値動きを上に突き抜けると上昇シグナル、逆の場合は下降シグナルとして判断することが出来るのです。

余談ですが、筆者がはじめて遅行線を見た時、現在値チャートと比べてあまりにそっくりの値動きがだいぶ早い時期から出現していることに「これは未来を予言する神ラインだ!」と驚愕したことを覚えています。

単に現在値チャートを26日過去に移動しているだけですから似ていて当たり前なんですけどね・・・笑

雲(先行スパン1と先行スパン2に囲まれた領域)

先行スパン1と先行スパン2に囲まれた領域は「雲」と呼ばれています。

先行スパン1は、転換線と基準線の中間値を26日未来へ移動させたライン。

先行スパン2は、過去52日間の高値と安値の中間値を26日未来へ移動させたラインです。

一目均衡表の中で最も特徴的な要素といえば「雲」でしょう。

先行ライン1及び先行ライン2に囲まれた領域が雲ですが、26日前はまさに売買が激しく行われた領域でもあり、それを26日未来に移動させることで、未来の値動きに対し抵抗帯や支持帯として機能してくれるのです。

レートが雲の上で推移している時は支持帯として、レートが雲の下で推移している時は抵抗帯として機能してくれるんですね。

また、雲の厚みにも意味があり、厚みに比例して抵抗や支持が強力に働いてくれるのです。

とはいえいくら分厚い雲でも突き破られないとは限りません。

分厚い雲が突破されたときほどその相場パワーは強力で突破後はいわゆる真空状態で値が伸びることが多いです。

一目均衡表の目玉中の目玉とも言える構成要素の「雲」で是非未来の変化を的確に判断されてみてはいかがでしょうか?

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