FTSE100を年金代わりに複利運用した際の出金時の注意点

M2J社で提供されている株価指数CFD。

その中で最も配当利回りが高いFTSE100による複利運用に注目が集まっています。

まずは初期投資100万円でFTSE100の複利運用をはじめてみる!

下表はFTSE100を初期投資100万円で30年間複利運用した際の資金の推移をあらわしています。

2017年におけるFTSE100の1単位あたりの予定年間配当額は29,184円。

FTSE100の株価は約7,500円なので1単位あたり25万円の証拠金(レバレッジ3倍)を用意することとし、配当が25万円貯まるごとに1単位ずつ買い増ししていくとします。

経過年数資産総額ポジション数年間配当額月間配当額
1¥1,000,0004¥116,736¥9,728
2¥1,116,7364¥116,736¥9,728
3¥1,233,4724¥116,736¥9,728
4¥1,350,2085¥145,920¥12,160
5¥1,496,1285¥145,920¥12,160
6¥1,642,0486¥175,104¥14,592
7¥1,817,1527¥204,288¥17,024
8¥2,021,4408¥233,472¥19,456
9¥2,254,9129¥262,656¥21,888
10¥2,517,56810¥291,840¥24,320
11¥2,809,40811¥321,024¥26,752
12¥3,130,43212¥350,208¥29,184
13¥3,480,64013¥379,392¥31,616
14¥3,860,03215¥437,760¥36,480
15¥4,297,79217¥496,128¥41,344
16¥4,793,92019¥554,496¥46,208
17¥5,348,41621¥612,864¥51,072
18¥5,961,28023¥671,232¥55,936
19¥6,632,51226¥758,784¥63,232
20¥7,391,29629¥846,336¥70,528
21¥8,237,63232¥933,888¥77,824
22¥9,171,52036¥1,050,624¥87,552
23¥10,222,14440¥1,167,360¥97,280
24¥11,389,50445¥1,313,280¥109,440
25¥12,702,78450¥1,459,200¥121,600
26¥14,161,98456¥1,634,304¥136,192
27¥15,796,28863¥1,838,592¥153,216
28¥17,634,88070¥2,042,880¥170,240
29¥19,677,76078¥2,276,352¥189,696
30¥21,954,11287¥2,539,008¥211,584

100万円を複利運用することで、30年後には2千万円を超える資産に膨れ上がっていることがわかります。

アインシュタインの発見した「複利」の威力は本当に凄まじいものがありますね!

出金時の注意点

さて、上記表において30年後の資産総額は初期投資の\1,000,000を含めて\24,493,120(株価変動は含めず)。

保有ポジションは87本で、得られる配当は年間\2,539,008、月にすると\211,584にも達します。

これだけの金額が不労所得として手に入るとすれば本当に人生バラ色ですよね!

しかし、ここで1つ注意しておかなければならないことがあります。

それは実際に現金を得るためには、一部のポジションを売却する必要があるということなんですね(当然ですが・・・)。

そして売却するということは、これまで含み益だった配当利益が実現益となるため、これに対して20%の税金がかかることになります。

逆に言えば、M2Jの株価指数CFDの配当利益はポジションを売却するまで税金がかからないため複利の恩恵を存分に受けることが可能なんですね。

20%の税金は翌年にキッチリ確定申告をして支払いましょう!

ちなみにM2JのCFD取引は、同じM2J社のFX取引とはもちろん、他社のFXやCFD口座の損益と相殺することが可能です。

30年後のポジション87本のそれぞれに対応する含み配当益

初期投資100万円ではじめたFTSE100の配当複利運用。

30年後には87本ものポジションを保有することになります。

この87本のポジションそれぞれの配当含み益は下記の通りです。

ポジション番号ポジション保有年数総配当額
130875,520
230875,520
330875,520
430875,520
527787,968
625729,600
724700,416
823671,232
922642,048
1021612,864
1120583,680
1219554,496
1318525,312
1417496,128
1517496,128
1616466,944
1716466,944
1815437,760
1915437,760
2014408,576
2114408,576
2213379,392
2313379,392
2412350,208
2512350,208
2612350,208
2711321,024
2811321,024
2911321,024
3010291,840
3110291,840
3210291,840
339262,656
349262,656
359262,656
369262,656
378233,472
388233,472
398233,472
408233,472
417204,288
427204,288
437204,288
447204,288
457204,288
466175,104
476175,104
486175,104
496175,104
506175,104
515145,920
525145,920
535145,920
545145,920
555145,920
565145,920
574116,736
584116,736
594116,736
604116,736
614116,736
624116,736
634116,736
64387,552
65387,552
66387,552
67387,552
68387,552
69387,552
70387,552
71258,368
72258,368
73258,368
74258,368
75258,368
76258,368
77258,368
78258,368
79129,184
80129,184
81129,184
82129,184
83129,184
84129,184
85129,184
86129,184
87129,184

初期投資100万円で購入したポジション番号1~4の4単位については、ポジション保有年数30年の間にそれぞれ\875,520もの配当利益に達しています。

87単位のうちこれら4単位を売却するだけで税金を支払っても280万を超える利益を捻出出来るんですね。

もちろん87単位のうち4単位を売却するわけですからトータル83単位に減ってしまいますが、それでも83単位×\29,184=\2,422,272の含み配当利益がその年中に得られるので、これで新たに9単位ほど増やしトータル92単位に増やすことが出来るのです。

このようにある程度の資産になると、ごく一部を決済するだけで年間の生活費相当額をまかなうことが出来るうえポジション数を増やすことが出来るんですね。

ここで思い出されるのが映画「マルサの女」に出てくるコップの水のハナシです。

富裕層はコップの水がいっぱいになるまで水は絶対に飲まず、なみなみいっぱいになって溢れて垂れてくる水を舐めて我慢する、というハナシですが要はこういうことなんですよね。

何より大切なのは「コップの水」を貯めること!

一度コップの水をいっぱいにしてしまえば、後は配当だけで悠々自適に生活を続けていくことができるのです!

是非あなたもこの機会に複利効果を利用してコップの水をいっぱいにしてみてはいかがでしょうか?

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