超重要なリスク管理!トラリピの含み損イメージを知っておこう!

含み損イメージを知らないとトラリピ急落時にパニックに!

トラリピをしていて最も怖いのが為替の急落。

リーマンショックをはじめギリシャショックやチャイナショックなど年に2~3回は起きている○○ショック。

そんなショックの度に強制ロスカットされていては論外ですが、時々刻々とウン万、ウン十万、ウン百万と増えていく含み損に怖くなって損切りしてしまった・・・という経験をされた方は少なくないのではないでしょうか?

想定したレンジ内にトラップを敷き詰めるトラリピにとって、レンジを突き抜ける急な値動きはまさに想定外の出来事なんですよね・・・

しかし、命の次に大事なお金を預けて行う投資。

リスク管理はしっかり行いたいものです。

トラリピはあっという間に含み損が膨らんでいってしまう投資法なのでリスク管理は超重要なんですね。

ひと目でわかるトラリピ含み損

1円刻みのトラリピ含み損

まずは一例として、米ドル円を100~110円の範囲に1円間隔で11本仕掛けた状態で、110円から100円に一気に10円急落した場合の含み損を計算してみましょう。

この場合11本のポジションを持つことになり、それぞれのポジションの含み損は下記の通りになります。

ポジション番号買値 現在値含み損
1110100△ 10,000
2109100△ 9,000
3108100△ 8,000
4107100△ 7,000
5106100△ 6,000
6105100△ 5,000
7104100△ 4,000
8103100△ 3,000
9102100△ 2,000
10101100△ 1,000
111001000
合計△ 55,000

全て1千通貨のポジションの場合トータル55,000円の含み損になります。

もし全て1万通貨のポジションの場合はトータル55万円もの含み損になるんですね!

上記は為替レートの値下がりが100円で止まった場合の含み損ですが、更に99円、98円、97円、・・・と値下がりするとトータルの含み損は指数関数的に増えていくことになります・・・(怖)

50銭刻みのトラリピ含み損

また、米ドル円で100~110円の範囲に50銭間隔で21本仕掛けた状態で、110円から100円に一気に10円急落した場合の含み損はどうなるのでしょうか?

この場合21本のポジションを持つことになり、それぞれのポジションの含み損は下記の通りになります。

ポジション番号買値 現在値含み損
1110100△ 10,000
2109.5100△ 9,500
3109100△ 9,000
4108.5100△ 8,500
5108100△ 8,000
6107.5100△ 7,500
7107100△ 7,000
8106.5100△ 6,500
9106100△ 6,000
10105.5100△ 5,500
11105100△ 5,000
12104.5100△ 4,500
13104100△ 4,000
14103.5100△ 3,500
15103100△ 3,000
16102.5100△ 2,500
17102100△ 2,000
18101.5100△ 1,500
19101100△ 1,000
20100.5100△ 500
211001000
合計△ 105,000

全て1千通貨のポジションの場合、トータル105,000円の含み損になります。(全て1万通貨のポジションの場合はトータル105万円の含み損)

このように同じ10円のレンジですが、1円刻みトラップ11本の場合と50銭刻みトラップ21本の場合とでは含み損合計が55,000円と105,000円とで約2倍違うことになります。

急落時のトラリピ含み損イメージ

先程は10円のレンジの場合で比較しましたが、レンジを20円、30円と増やしていった場合の含み損は下記のようになります。

値下がり額1円刻み50銭刻み
10円△ 55,000円△ 105,000円
20円△ 210,000円△ 410,000円
30円△ 465,000円△ 915,000円
40円△ 820,000円△ 1,620,000円
50円△ 1,275,000円△ 2,525,000円
60円△ 1,830,000円△ 3,630,000円
70円△ 2,485,000円△ 4,935,000円
80円△ 3,240,000円△ 6,440,000円
90円△ 4,095,000円△ 8,145,000円
100円△ 5,050,000円△10,050,000円

含み損イメージをしっかり持ってトラリピ急落時に備えよう!

トラリピはなるべく幅広いレンジにトラップを数多く仕掛けると好成績になる運用法です。

しかしそれは一方で含み損合計額が多額になる可能性があることを意味します。

自分が予想する値動きの範囲内の上限・下限に達しても、あるいはそれを突き抜けても十分に耐えうる余裕のある証拠金で運用することがトラリピで成功するコツです。

途中で強制ロスカットにあうようでは全くもってもったいなさすぎます!

なんといっても暴落・暴騰はトラリピにとって稼ぎ時ですからね・・・

暴落・暴騰を喜べるぐらいのゆったりとした資金管理を行うことがトラリピ成功の秘訣です。

是非上記の含み損額を常に頭の片隅においてトラリピ運用していきましょう!

マネースクエアで安心安全なトラリピ設定をしてゆったり運用しよう!

いかがでしたでしょうか?

トラリピは忙しい方にもそうでない方にもオススメできる投資法です。

レバレッジを低く抑えゆったりとしたトラリピ設定をするのが○○ショックによる暴落・暴騰を大きな利益につなげるコツになります。

是非あなたもこの機会にマネースクエアで安心安全なトラリピ運用を始めてみてはいかがでしょうか?

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