CFD取引をしようとした場合、店頭CFDと取引所CFDのどちらかを選択する必要があります。
というか、口座開設するCFD会社が店頭CFDなのか取引所CFDなのかで決まるんですけどね・・・^^;
そんな両者ですが、違いは何でどういったメリット/デメリットがあるのでしょうか?
店頭CFDと取引所CFDの違い
店頭CFDと取引所CFDの最も大きな違いは、どこが取引の運営や管理を行っているのか?という点にあります。
店頭CFDの場合、GMOクリック証券やDMM.com証券といった各CFD会社自体が行っているのに対し、取引所CFDの場合は東京金融取引所が取引の母体となっているんですね。
東京金融取引所ではマーケットメーカーと呼ばれる複数の証券会社が常にレートを提示し、その最も高い買値と最も安い売値で値が決まるマーケットメイクと呼ばれる方式で取引が行われています。
取引所CFDでは、このマーケットメイク方式に則って、各CFD会社が東京金融取引所と投資家との間の橋渡しをする役割を担っているんですね。
一方、自社で値を決め投資家にレートを提供する店頭CFDの場合は、基本的にCFD会社と投資家が相対(あいたい)する関係の相対取引になり、両者は利益相反の関係となります。
店頭CFD | 取引所CFD | |
---|---|---|
取引の運営・管理 | 各CFD会社 | 東京金融取引所 |
売買方式 | 相対取引 | マーケットメイク方式 |
主なCFD会社 | GMOクリック証券 DMM.com証券 IG証券 | <取引参加者> 岩井コスモ証券 インヴァスト証券 SBI証券 岡三オンライン証券 岡安商事株式会社 カネツFX証券 カブドットコム証券 KOYO証券 日産証券 ひまわり証券 株式会社フジトミ マネックス証券 マネースクエア 豊商事株式会社 <取次者> 三京証券 セントレード証券 東郷証券 <金融商品仲介業者> あかつき証券株式会社 カネツ商事株式会社 セントラル商事株式会社 大起産業株式会社 日本フィナンシャルセキュリティーズ |